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2018.05.23 カテゴリ:

いまの茶の間|漆喰塗り仕上げ

「いまの茶の間」の仕上げ塗装中。

紙クロスを下地にして割れを少しでも抑制させ、その上に漆喰をコテではなくローラーで塗り塗り。

コテを用いる事が一般的な漆喰仕上げですが、その場合ですと個人的に表情が出すぎてしまうのが気になるのです。

空間としての統一感というか、存在感というか、必然性とでもいいましょうか。

誰も何も目立たない、そんな空間が理想的です。

とはいえ否が応にもみんな目立ちますけれども(笑)、ひとりが悪目立ちしないという事。

天井・壁・床・開口・家具・照明…諸々云々の存在があって初めて空間として成立する、そんな感じです。

 

 

階段室の吹抜。

鉄骨階段の麓には木製のアップライトピアノが寄り添います。

2階ホールと読書スペース(畳)。

程よい暗さと明るさが混在して心地よさそうです。

むしろこの家で一番好きな場所かも?

子供室は紙クロス仕上げ。

限界まで階高を抑えた結果の屈折ですが、これもまた表情として面白いと思います。

穴は子どもの寝床、まるでカプセルホテル。

 

お披露目は6月末の予定。

50年後に残したい一棟になると思います。