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リノベに伴う解体工事

子育てが一段落し、夫婦二人暮らしとなった築35年程度の住まいを終の棲家とするべく、リノベする事を決意されました。

弊社のデザインをお気に召して頂きご相談頂きました。

基本的には新築でもリノベでも指向性は変わりません。

ただ既存の生かし方や間取りの変更、痛み具合など、新築にはない検討事項が増えてきます。

それらを加味しながら住まい手さんの要望を整理し、摺り合わせていくのがリノベの作業。

図面へ興す前に可能範囲を整理し、現場では瞬時に判断する事が求められ、経験と知識がより要求されます。

解体前の現調で解体範囲を整理します。

全面改修のため住まい手さんは仮住まいして頂きました。

解体前には電気や設備等のインフラを一旦遮断し、解体作業に備えます。

一昔前は膨大な量の図面を現場で広げて不便を強いられていたですが…現代はipad様々です笑

すべてをこの一台に集約し、書き込みまででき、更に共有できる優れもの。

解体作業の途中経過を確認。

作業員さんに再度細かい指示を与えていきます。

養生や清掃が行き届いており安堵です。

想定外の躯体の痛みは皆無でそちらも安堵。

しかしながら、こうしたイレギュラーも…

洗面所と浴室の配置を反転しようと思っていたのですが、分厚い土間に阻まれる事態。

床のレベルをすべて確認していきます。

既存開口部からの新規開口納まりを検討および確認をしていきます。

くまなくcheck×check.

玄関土間の高さからサッシの高さ、床レベルが決まっていきます。

玄関ポーチは既存を生かすため使えるタイルは保存し、補修分へと回します。

個人的に嫌う改修工事は、いかにもな改修。

もちろん新しく新設しているところが存在するのですからキレイにパリッと感は否めませんが、これ見よがしであったり、とってつけた感は出ないよう注意しています。

自然にキレイに美しく、がモットーと言えるでしょう。

 

 

 

改修の場合、僕らの仕事はデザインや図面描きだけでなく、現場をスムーズに運ぶため既存から改修への納まりも検討せねばなりません。

それでも工事が始まればなにかしら出てくるので、“現場は生き物”とはよく言ったものです。

ひとつの線(XYZ方向)がすべてに関わってくるのですから、デザインはもちろんのこと、大工工事、設備、電気など、本当に様々な因果関係が存在しているのです。

腕試しとでも申しましょうか、醍醐味とでも申しましょうか、とにかく経験と知識と勘が試されるのが改修建築です。

最後まで気が抜けませんが、頑張りながら楽しみます!!

 

 

 

 

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COMODO建築工房×飯田亮建築設計室

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