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外を内に取り入れる設計

まず外を内に取り入れる必要性は何なのか、と言うことです。内部(家の中)だけで完結してしまうと、広さはそれだけでしかありません。閉塞感が生まれ、どこか窮屈な印象になってしまうかも知れません。住まい手の気持ちはどことなく内気になり、子供にも影響を与えかねません。もっと積極的に外部空間を取り込んだ住まいにしましょう! まずは窓の配置からです。開口部は開けられるから開口するのではなくきちんと計画することが大切です。
採光・採風はもちろんのこと、風の通る道、ご近所への配慮、借景、庭や植栽との兼ね合い、自然の風景などを考慮した上で初めて窓が開けられます。窓の大きさも大切で、無駄に開け放つようなことはしません。ONとOFFの領域を弁えることが重要で、時には「絞る開口」にすることで気持ちが良い空間になる場合もあるのです。デッキは室内床の繋がりからリビングの延長となり、更に広く感じることが出来ます。外のリビングとして活用することで生活も豊かになることでしょう。視線も気持ちも外へ開け放てば、きっと気分も明るくなり、気持ちが良くなって笑顔が増えるはずです。