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日々のことblog

2022.08.22

省エネ性能|日誌#19

いい家とは果たしてどんな家でしょうか。住宅を提供する側にいると時々思うことですが、デザインや性能、構造、はたまた立地条件など、感じるものは人それぞれかと思います。

その中でも近年の性能への関心は、一般の方にも住まいにおける性能の重要性が認知されるようになってきたように実感いたします。実際に、高性能な住宅を体感してしまうと、住まい手さんにもより快適な住環境で暮らしていただきたいと思うものです。ただし、その着地点をどこに置くべきか。性能を上げることは簡単なことですが、大抵の方は予算ありきで住まいづくりを行います。必要な部分に必要な分だけ、複合的な視点で着地点をご提案いたします。


以上を踏まえ、COMODOの住まいはどうなのかと…
今回は自邸を題材としてご紹介いたします。

弊社なりの考えを持ち、現在はこれを標準仕様としています


専用ソフトで計算を行い、住宅性能の見える化を行います



(出典:https://www.isover.co.jp/region-by-climate)
まずは対象敷地がどこの地域区分かを確認、数字が小さくなるほど性能が求められる
ちなみに栃木県宇都宮市は地域5に該当


平面図や高さ関係、窓の大きさや断熱性能等を入力


立体にし、それぞれの部材がどれだけの熱抵抗があるかを確認できる


判定結果はUA値が0.37、G1グレード
数値の低い方が、熱が逃げにくい「断熱性能が高い家」を表します


一次エネルギー消費量は等級5、低炭素認定基準相当


概算の年間の光熱費まで算出されます
果たしてこの判定の精度は…実際の暮らしで検証したいと思います


これまで感覚的なところで性能を表していたものが、数値化されることでより具体的な根拠で説明ができるようになりました。
上を見ればまだまだ性能を上げる余地はございます。ただ冒頭でも述べたように、性能を上げることはコストに反映されます。数値化はあくまでひとつの指標として、予算に見合った最大限の性能をご提案していけたらと思います。

ヒロ 拝

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