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大切な想いconcept

COMODO建築工房の建築理念

住まいの本質

COMODO建築工房の考える住まいの本質とは「住まい手が生涯幸せでいられる住まい」であること。現在の一般的な住宅は、性能・機能・設備・見た目ばかりが重要視され、住まいの本質を見失いかけていると感じています。家族を見守り、受け止め、共に成長し、受け継がれることが大切ではないでしょうか。そのための住まいを、商品とした物として扱うのではなく、住まう空間として捉えています。家は買う物ではなく、建てる行為であると思うのです。身体だけでなく、精神的にも安らげ、住めば住むほど体に馴染む。永年住んでも飽きの来ない空間性と、代々住み継げるフレキシビリティ(融通性)が今後の住宅には必要なのではないかと思います。

日本にあるべき住まい

古来より日本の建築に用いられてきた経年変化が美しい自然の素材を用い、家族の集う茶の間が一番心地良くて気持ちのいい家。そして周囲の環境に馴染む外観と、四季折々の草木を植えてご近所に緑をお裾分けする町との関係性。新しい住まいへの思いを募らせる住まい手がいて、それを代弁する設計者と、信念を共有した職人達が結束して三位一体となり、住まい手の理想をカタチにしていく。そうして築いた住まいを子孫が住み継ぐ。それらが日本の住まいだと考えます。しかし今日では、機能性・利便性・経済効率・生産効率を優先し規格化された住宅により、家づくりの工程は省かれ、住まいづくりの喜びや、家族やご近所との関係を希薄にしてしまいました。そんな時代に抗いながら、昔ながらの住宅建築を大切にし、現代の日本建築を後世に伝えられるような仕事をしていきたいと思っています。

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住宅を作る意味

なぜいま住まいが必要なのか、何が不便なのかを思い描く。求める理想の住まいとは何か。 まずは絶対芯のぶれない目的・理想を明確にしてください。そうすれば自ずと家族にとって本当に最適な住まいが見え、決め事が多く疲れて立ち止まってしまうようなときも、きっと道しるべとなってくれることでしょう。住まいはただ食う・寝るところにあらず、住まう場所であるということ。身の丈にあった最適な住まいは、日々の生活を豊かにしてくれます。さらに家を建てる行為はその町の風景を創ることにも繋がります。自己主張しすぎず、環境と馴染むことを忘れてはならず、少しでもその地域に良い環境を与えてください。そのひとつひとつの積み重ねが町並みを形成していくのです。

住まいは買う物ではなく、住まいは建てる行為である

よくチラシや雑誌で「家を買うなら今がチャンス!」と謳われていますが、住宅とは小さい買い物ではないですし、容易に買い換えが利く物ではありません。家を建てるという行為は、生涯にたった一度きり。住まいづくりという一世一代のもの作りをもっと楽しんでいただきたいと思っております。ご自身の理想を整理し、設計者の理念に共感し、思いの丈をぶつける。それを設計士は受け取り、住まい手さんの立場になって空間を描き、現場が動き始めます。現場は家が出来上がるまでの空き時間ではありません。自分たちの家が出来上がる工程を逐一確認し、時には作業に参加するのも面白いかもしれません。足繁く通うにつれ職人さんとのコミュニケーションが育まれることは、住まい手さんの顔が見える建築は心意気が変わることでしょう。私の住宅建築には作り手の顔が見えるような、大工さんはここを苦労していたな〜など、そういった思い出も「住まいづくりの一環」に取り入れていただけるように心掛けています。住宅は長い年月により何かしらのメンテナンスは必要となります。その際当時と変わらぬ職人さんがメンテナンスを行わせて頂きますが、住まい手さんにとって何よりの安心となりますし、私達にとって家守りとしての役目が果たせます。この家守りこそが、私たちと職人さんによるもの作りの誇りと責任なのです。

素材に嘘をつかない

感性を育てる子供時代を過ごす家に、偽物の材料を使うべきではないと考えます。巷で多く用いられる新建材。現在流通している多くは塩ビシートが貼られた○○風と呼ばれるもので、つまり偽物です。塩ビならば汚れにくく傷も付きにくいでしょうけれど、子供の教育にとってそれはいいことなのでしょうか。素材に嘘をつかないことは、カタチある物は汚れ傷つく。だから大切に扱わなくてはいけないということが伝えられる。感性を育てるという観点からみても、質感を感じられる空間であるからこそ意識をしなくとも育んでいくことが出来ると思うのです。住まいは料理と一緒で、素材を大切にしてこそ引き立つのです。