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大切な想いconcept

素材について

日本古来の素材をつかう

日本古来の素材は、アレルギー予防や健康配慮などはもちろんですが、時が経過しても汚く古くならず、風合いや味わいが増し、見た目や手に触れたときの素材感は絶妙です。人間と同じように、変わらないものは深みも増しません。しかも役目を終えた後は土に還り、ゴミとならず環境にもやさしいのです。おそらく日本人のDNAには木・土・紙・草などの自然素材が与えてくれる安心感が刻まれているのでしょう。寺社仏閣を訪れたときの、あの何ともいえない懐かしい感覚。日々を過ごす住まいにも取り入れたいと思います。

素材を伝える

昨今の住宅では○○風と名付けられた新建材と呼ばれる材料が多く用いられるようになりました。しかしながらあくまで雰囲気重視の、いわば偽物です。それは経年変化を楽しむことは出来ません。本物の素材は経年変化による味わいを楽しむことが出来ます。また新建材のすべてにおいて該当するわけではありませんが、その時々に流行という物がありますから、時が経過するにつれ古くさく見えてしまい、汚らしくも見えてしまいます。 確かに掃除がしやすいと言うことは日常生活において非常に重要かも知れませんが、汚れる・壊れる・直すということを子供達に伝えられなくなってしまいます。良い例として、最近の学校ではあえて木の机と椅子を導入する学校が増えていると聞きます。木の家具は修理が利きますし、意外と?丈夫です。 確かにメンテナンスの面からみれば石油製品の方が汚れないかも知れませんが、教育の場という観点で捉えるならば画一された工業製品には疑問が残ります。 最近の世代では、人間関係や物を大切にするということが欠如しつつあるのではないかと感じています。大人が使い捨てをするようになり、当然子供達はそれに順応していきます。新しくきれいな物がすべて良いとは限りません。