リノベーション
豊かに暮らす 木のリノベーション
時を経て住まう家族が限定された住まいは、案外と広く感じてしまうもの。
ましてや昔の家屋になればその坪数は持て余し、掃除が大変で使わない部屋があちらこちら現れ、動線がお世辞にもいいとは言えず。
そんな事情を抱える悩みにCOMODOが応えたリノベーションは「ワンルーム化」
LDKと寝室のみを断熱と耐震にテコ入れをし、動線を集約した老後の生活を踏まえる間取りとした結果、小さく住まう美徳を得て、建築費用の節約にもつながりました。
立派な庭園をもつ住まいなのですが、既存間取りがその景観を持て余しているのを発端に設計をスタート。日射取得と景観傍受の両面からLDKを配し、水回りをそこに集約。しかしながら余った部屋を完全に不要な部屋にするのではなく、友人知人が泊まりに来た際に活かされるよう最低限手を加え、一棟と捉えた際にも破綻することのないよう配慮した全体構成としました。
全ての距離感が近いながらも、ひとつひとつのスペースを大切に誂え、人生の後半が豊かに生けるようまずは豊かな住まいを。そんなコンセプトで臨ませていただいた木のリノベーションです。
建築地 | 栃木県那須烏山市 |
構造 | 木造平屋建 |
施工期間 | 2023.06〜2023.12 |
延床面積 |