2026.05.07
福井素材探訪
現在施行中の「夏耕冬読」のクライアントと福井県へ。
人生初の福井県は全体的に上品な印象。
家々は煩雑な印象はなく、整然としており、雪国の特徴なのかもしれません。
どこはかとなく福島や新潟にも似た感じを受けました。
今回は建築金物、手漉き和紙を探す旅。
古材を用いた大黒柱の故郷でもあります。
まずは視察で日本酒「黒龍酒造」が運営するESHIKOTOへ。
企画・設計・運営に携わった方から特別にアテンドしていただき堪能。
私は普段住宅メインですから、建築の大枠的な仕事とはあまり接点がなく、しかし通ずるものがたくさんあり、益々建築の可能性を意識し、さらに惚れ直しました笑
敷地と向き合い、アプローチを整え、風土に馴染ませる。
決して目立つことばかりに意識を向けるのではなく、周辺環境を読み解き、時には地域住民と共に最適解を模索する。
そしてそれがきちんと機能し、収益を上げることが建築の大目的。
作ることが仕事ではなく、継続すること。
日本酒を作る酒蔵なのに(失礼!)地域を守り、発展することに意識を向けられている姿勢に感服。
ビジネスとしてきちんとブランディング・プロモーションを行いつつも、観光資源化することによって福井県の活性化にも繋げる。
利己的ではなくそれはまさに利他的であり、みんなで元気になる。
しかしそれが企業の利益にきちんと繋げるのだから…やはり感服であります。

決して自然を邪魔しないカタチと色合い

屋根勾配がいやらしくない

大空間の中にもどこはかとなく守られているような、落ち着きをもたらしてくれた
目の前を流れる九頭竜川に対するGL設定の話がとても興味深かった

集成材を用いた木造の大空間
水平材はなく柱+登り梁で形成

この部屋でじっくりと時間をかけて発酵中

トンネルと同じ工法で部屋を形成し、天然断熱材である「土の中」で静かに発酵中
続く
担当|飯田
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